Schuco Vivienne Westwood-Keep Gaia Cool

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Keep Gaia Cool は、ヴィヴィアン・ウエストウッド (Vivienne Westwood) と、シュコー (Schuco) 社とのコラボレーション製品です。温暖化へ関心を促すメッセージが盛り込まれたデザインで、売り上げの一部は環境保護団体「Cool Earth」へ寄付されます。

Vivienne Westwood

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、Harrow School of Art – ウエストミンスター大学卒業。1971年までおよそ10年も美術の教師をしていました。彼女のスピーチは「教育的」と言われています。教師をしていた間に最初の結婚をし、ヴィヴィアン・ウエストウッドの名前になりました。

ヴィヴィアン・ウエストウッドは、2006年に、ファッションデザイナーとしての貢献によってデイム (DAME) の称号を授与されているパンクなデザイナーです。資産家になってからも政治信条を変えず、2015年には、水圧破砕法によるシェールガス採掘に反対するためデーヴィッド・キャメロン首相に対し戦車による抗議デモを行いました。

「環境活動はパンク。体制を壊すから」パンクな革命家、ヴィヴィアン・ウエストウッドという生き方 気候変動の危機に面して、イギリスが誇る才気あふれるデザイナー、ヴィヴィアン・ウエストウッドがグリーン革命を呼び掛けている。いまだかつてなく反抗的でパンクなヴィヴィアン・ウエストウッドの半生、そして今考えていることとは?
世界を救うための私の計画は、土地の利用に基づいたシンプルなもの。『世界は資本主義のせいで失われつつある』というフレーズを覚えておいて。私はこれを『ロットダラー』と呼んでいるの。ロットダラーとは、土地を今後の経済の基礎と捉える理論のこと」。ヴィヴィアン・ウエストウッドは79歳にして、これまで以上に地球温暖化、ひいては政治・金融機関全体の機能不全に関する社会活動や会議へ頻繁に参加している。

彼女が理想とする未来では、何びとたりとも土地(英語で「Land」という包括的な単語を使っており、この語は土・海・空気・ビオトープなどを含む)を占有することはできない。良識にあふれた民主的な政府から、必要に応じて自然の一部を各人が貸し受ける。地球はみんなの所有物ではなく、誰のものでもなく、目先の利益よりも資源の合理的な管理が優先される。これによって、生態系の保全と富の公平な分配が両立するという世界だ。

ヴィヴィアンはまず自身の事業をほぼ非の打ち所のないものにした。廃棄物を出さずにパターンをカットし、アップサイクルし、再生可能エネルギーを使い、オーガニック素材を採用し、エキゾチックな毛皮や皮は使用せず、FSCラベルのついたビスコースを使用し、パッケージからプラスチックを排除し、ポリエステルを禁止している。ウエディングドレス用のシルクを得るのにも、繭の中の幼虫を殺さないという徹底ぶりだ。もちろん、全サプライヤーの倫理観にも、社内の多様性向上にも配慮している。

数年前には生産量を減らしたいと発表しており、そんなデザイナーは彼女が初めてだった。その日、いつまでたってもパンクアイコンとしての役割を担わされることに少しうんざりしているのではないか、とショーの直前に問われた彼女は、「環境活動は本質的にはパンクだ」と応じた。なぜなら、パンクが体制をやっつけることだから。

https://www.elle.com/jp/fashion/fashion-column/a35028825/viviennewestwood-designer20-1225/

ヴィヴィアン・ウエストウッドがデザインしたSchucoがもうひとつあります。

どちらもベースは、1930年代のメルセデスベンツW25 シルバーアローがベースになっています。Schuco Studio I “Vivienne Westwood – Iconic は、整備士のフィギア付きで発売されました。ゼンマイのねじ回しは、同様にクランク型です。

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