初めてのシカゴは、未だ高層ビルも少なく、レイクショアドライブの東にある唯一の超高層ビル、レイクポイント・タワーの孤立感が際立っていました。レイクポイント・タワーは、1968年に完成し、高さは約645フィート(197 m)で、1990年代に香港のタワーに抜かれる前は、最も高い住宅用アパート建物でした。
レイクポイントタワーの建築家はジョンハインリッヒとジョージシッポレイトで、その高さと湖畔の場所のために、強風に耐えるように建物の中央には、幅59フィートの三角形のコアがあり、コアから放射状に非対称のY字型の平面図を形成する3本のアームを伸ばして、9つのエレベーターと3つの階段も含めて建物の垂直方向の重量をすべて保持し、ファサードの周囲の柱を小さくしています。外壁は、入居者が他の部屋を覗き見できないように湾曲しています。 建物のファサードは、ミシガン湖の太陽光を反射して金色に見える、金陽極酸化アルミニウムで縁取られた青銅色のガラスのカーテンウオールになっています。