台北101

Architecture

台北101( 臺北101)は、台湾台北市信義区にある超高層ビル。地上101階建、地下は5階建てで、名前はこれに由来します。高さは509.2mで、 建設段階の名称は台北国際金融センターでした。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工しました。台湾の著名な建築家である李祖原が設計し、施工は熊谷組を中心としたJVにより行われました。

27階から90階にかけて、逆台形をした8階分を一節として、8つの「節」が縦に連なっています。中華圏において8は縁起の良い数字であることから多用されています。「丸いもの」は中華圏の昔の貨幣(通貨)をイメージしたオブジェが各方位に設置されています。

509.2メートルという高さは2007年7月にブルジュ・ハリーファに抜かれるまでは、完成建築物としては世界一高いものだった。全面ガラス張りの近代的建築ながら、輪郭は伝統的な宝塔と竹の節がイメージされている。また、環境設計や安全を踏まえ設計された。例えば、この外面のガラスは8トントラックが乗っても耐え得るほどの強靱さをほこり、さらに、紫外線や熱量を2/3カットする性能を持ち併せ、内部が暖まるのを防ぎ冷暖房を効きやすくしている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E5%8C%97101

エレベーターは東芝エレベータ製で、毎分1,010メートル(時速60.6キロメートル)の速さで上昇でき地上1階から展望台のある89階(地上382.2メートル)まで39秒で到達する。この速度はそれまで横浜ランドマークタワー(三菱電機製)のエレベーターが持っていた記録を更新し、2004年、世界最速としてギネスブックに認定された(その後、2016年に上海中心のエレベーター〈三菱電機製〉に記録を破られるまで世界最速であった)。このギネスブック認定証は89階エレベーターホールに飾られている。なお、下降は毎分600メートル(時速36.0キロメートル、サンシャイン60ビル・東京スカイツリーのエレベーターと同じ速度)である。

エレベーター内の両サイドにディスプレーがあり、上昇時、下降時共に、階層(楼層)、高さ(高度)、分速(速度)、37秒からのカウントダウンタイマー(計時器)がリアルタイムに表示される。またエレベーター作動と同時に、天井には星空が現れ、音楽が流れだし、エレベーターガールのアナウンスと共に別世界へといざなわれる。エレベーターに小銭を縦においても倒れない程の上がり方で、世界で反響を呼んだ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E5%8C%97101

杭は8本の巨大な柱で、支持層(岩盤)の下30メートルまでしっかり打ち込まれているそうです。風による振動を緩和するために、巨大なTMD(チューンドマスダンパー)が建物上部に設置されています。巨大なTMDは、90階の「避難室」に設置されていて見ることができます。外に出ても、風がすごいだけで、快適なことはひとつもありません。

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