琉球舞踊のなかでも最も優美な演目とされる「舞踊 女踊 四つ竹(ゆちだき)」を鑑賞することができました。「打ち鳴らし鳴らし 四つ竹は鳴らし 今日や御座出ぢて 遊ぶ嬉しさ 」「四つ竹」と呼ばれる、四つに割った竹(長さ約10cm,幅約3cm)の小片を2枚ずつ両手に持って打ち鳴らす日本の民族楽器を両手に持って踊ります。琉球料理と泡盛を前に、あきらかに歓待されている感じを味わうことができます。
琉球舞踊の中で、最も荘厳で優美な演目「四つ竹」
荘厳な琉球舞踊「四つ竹(ゆちだき)」は、艶やかな紅型衣装と優美な舞が印象的な琉球古典舞踊、その起源は1404年。琉球王国と中国が朝貢関係を結び、中国皇帝の冊封使が派遣されるようになり、歓待の宴が催されるようになった。その際、踊られていたのが琉球舞踊、現在の「古典舞踊」である。
踊り手、演奏者は全て首里士族の子弟を中心に任命された。そのため踊り手もすべて男性が女形として踊られていた。
http://okinawaloveweb.jp/okinawa-lovelog/51559.html
琉球舞踊はおおむね「古典舞踊」「雑踊」「創作舞踊」に分類されます。「古典舞踊」は、琉球王国時代に中国からの使者(冊封使)を歓待する舞台で踊られたことを機に発展し、18世紀に大成しました。古典舞踊は老人夫婦の「老人踊」・少年仕度の「若衆踊」・青年のりりしさを表現する「二才踊」、艶やかな紅型衣装を羽織って踊る「女踊」の4種類に分けられます。
https://www.nt-okinawa.or.jp/traditional-okinawan-performing-arts/ja/ryukyudance.html