パパコレア・グリーン・サンド・ビーチは、ハワイ島最南端（アメリカ最南端）サウスポイントのカ・ラエ岬から１時間ほど歩いて行ったところにあります。緑色の砂浜は世界的にも珍しく、ハワイ島を除くとグアム 、ガラパゴス諸島のフロレアナ島とノルウェーでしか見られません。
「サウスポイント」は、西暦400年から800年頃にポリネシア人が最初に上陸したと言われています。ハワイ島最大の冒険は、グリーンサンドビーチを訪ねるイクスカ―ションでした。
ハイウェイからサウスポイントロードへ入ります。 サウスポイントロードへ入ったら、とにかく真っすぐ進みます。ここでも、どんどん南へ。風力発電の Kamoa Wind Farm が見えてきたら、分岐は左へここを右へ行けば灯台のあるサウスポイントへ。 グリーンサンドビーチへは左（真っすぐ）へ向かいます。車で行けるところまでどんどん進むとビーチの入り口に無料の駐車場があります。
ここから先は、立ち入り禁止…という感じのところに沢山の車が駐車していて、現地までピックアップしてくれる白タク風の4輪駆動のジープやトラックが客引きをしていました。グリーン・サンド・ビーチへはここから約１時間、灼熱の太陽の下を歩かなければなりません。4駆がつくった轍を、海岸線に沿ってひたすら歩きます。
グリーンサンドビーチへのアプローチは、酷暑の中を四駆の轍をトレースする過酷なトレッキングになります。四駆の轍もひとつだけではありませんが、目的地はひとつなので、分岐してもまた合流していますが、全てよくここを走ったものだと感心させられるオフロードです。
グリーンサンドビーチは、カンラン石（ペリドット、英語名Olivine)という緑色の鉱物が たくさん混じっているために砂が緑色に見えます。ペリドットは、８月の誕生石で、ハートチャクラをひらいてくれるパワーストーンと言われています。また、グリーンサンドビーチがあるマハナ湾は、マウナロアの最後の噴火で火口の一部が崩れ落ち、そこに海水が流れ込んでできたものだそうです。
さて、グリーンサンドビーチまでは約2.5マイルの道のりです。歩けば1時間ちょっと、車でも20分以上はかかります。 なぜ車でも時間がかかるかと言うと、かなりの悪路で、ジープなどでもコースを間違えると、動けなくなる可能性もあります。 車で行く事はお勧めしません！ここで事故にあっても、レンタカー会社の対応は厳しいものになるでしょうから、レンタカーで侵入するなら相当の覚悟が必要です。 必ず、自己責任でお願いします。
https://www.islandtowns.com/topics/greensandbeach/
１時間ほど歩くと、少し小高い丘のようなところが見えて来て、その先がグリーンサンドビーチです。
