Lago di Como

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コモ湖(イタリア語: Lago di Como)は、イタリア北部のロンバルディア州にある湖で、逆Y字形の形状を持つ、湖水面積はイタリアで3番目に広い湖です。湖畔は避暑地として著名であり、南東端にレッコ、南西端にコモの都市があります。

アルプス山系の山域区分の標準であるSOIUSAでは、コモ湖はアルプスを東西に大きく区分する境界の一部となっています。すなわち、コモ湖の東側の山々は東アルプス山脈に属するベルガモ・アルプス及びプレアルプス (Bergamasque Alps and Prealps) 、西側の山々は西アルプス山脈に属するルガノ・アルプス (Lugano Prealps) に分類されます。アルプス越をしないでスイスに入れるので、近年では、中近東からイタリアに密入国した者がスイスへ密出国するための中継地になっていると言われています。

コモ湖畔はヨーロッパきっての避暑地として知られ、湖畔にはヨーロッパの各王室や富豪等が建てた豪奢な別荘が立ち並んでいます。湖のほぼ中央に位置する半島にはベッラージョと呼ばれる村があり、湖畔には多くのホテルが軒を連ねている。G.H. VILLA SERBELLONIという5つ星の最高級ホテルもあります。

風光明媚な土地であることから、カンツォ方面からコモ湖の湖畔のベッラージョに通じるギザッロ峠の頂上にある聖母教会のマドンナ・デル・ギザッロ教会は古くからサイクリストの休憩場所として親しまれてきた。この様な経緯から教会の神父の働きかけもあって1949年にはローマ教皇庁から「サイクリストの女神が祀られた教会」と認定された。その後、数多くの名選手が教会にバイクやウェアを奉納し、勝利と安全を祈願した。現在では「サイクリストの聖地」として広く知られている。サイクルロードレースの内、伝統と格式が特に高いとされる「モニュメント」と称される5つのレースのうちの一つであるイル・ロンバルディアでは毎年、コモ湖周辺と先述のギザッロ峠を通り、マドンナ・デル・ギザッロの前を走るコースが設定される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%A2%E6%B9%96

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