Chigiri chair

Chair

木曽三岳奥村設計所木工部 → quiet funiture → Kajiart の吉田亞人デザインの椅子です。quiet funiture の展覧会ようにデザインされた作品です。「背」が3ピースのパーツで構成されていますが、ワンポイントに「チギリ」と、寄木風にサンドイッチされた濃い色の木材でデザインされています。

直線に近い棒材で制作する椅子の木材量は知れていますが、曲面を伴った「背」パーツを一木造り風に無垢の材料から削り出すと、部品にならないで削り落とされる部分が多く、材の歩留まりが悪くなります。そこで小さい部材をはぎ合わせることで「背」パーツを作っています。

また、木の椅子で最も材積を必要とする部分が「座板」です。亞人の Chigiri chair の標準品は、座板を革張りのシートにしてあります。紹介するぼくの Chigiri chair は、「布張り」椅子用の張地を貼ったものです。

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